口コミ一元管理サービス
かんざし(東京都渋谷区、林垣恵太社長)は、宿泊プラン一括管理サービス「かんざしクラウド」、写真一括転送ツール「クラウド転送シャシーン」料金・プラン分析ツール「ぜにがたクラウド」、AI搭載に口コミ一元管理サービス「くちこみクラウド」の4サービスを旅館・ホテル向けに提供している。
かんざしシリーズの導入宿泊施設数は、全国3千軒以上。ユーザーは大手ホテルチェーンから小規模旅館まで幅広い。
くちこみクラウドは3月1日に提供を開始した口コミ管理サービス。各OTAサイトの口コミに対する施設の返信文を、AIを活用して瞬時自動作成する。返信もれや返信文の作成など、頭を悩ませていた口コミ対応に関する業務を大幅に効率化できるツールとして好評のようだ。投稿された口コミの確認や分析、全体の評点の経過状況を俯瞰するなど、自館の強みをさらに伸ばし、弱みを素早く改善させるのに役立つ。これまでのアップデートでは、自社サイトで予約した宿泊客から声や意見、評価を獲得して管理する機能を追加。紙のアンケート用紙などにQRコードをプリントするサービスもオプションで利用できる。5月には対応サイトが追加され、新たに海外サイトへの対応や、返信文の作成に英語対応も可能になった。
利用料金(税別)は、初期費用が2万円、月額利用料が1万4800円。かんざしクラウド契約者向けの優待料金も設定されている。
かんざしは、中小サービス業などのIT導入に補助金を交付する経済産業省のIT導入支援事業者になっている。詳細はかんざしホームページまで。
「くちこみクラウド」管理画面