宿泊施設関連協会
宿泊施設の省人化・無人化をDXで安全・安心へ!
1.背景 近年の急速なデジタル技術の発達や人口減少に伴う労働力のひっ迫等を背景に、AI・IoTなどの新技術があらゆる分野で取り入れられ、 宿泊施設業界においても対面を前提としない顧客対応など、サービスの多様化が進んでいます。 この社会的な動きは今後も広く展開されると予想され、デジタル技術を導入し人材不足および生産性向上に対応する施設が増えていくことが考えられます。
2.アンケートの趣旨 宿泊施設において火災が発生した場合、 ①消火器などを用いて消火活動を行うこと、 ②宿泊客を屋外に避難させること、 ③消防機関へ119通報することなどの応急的な対応について、消防隊が到着するまでの間は施設を運営する事業者が行わなければなりません。 そのため、従業員の省人化や無人化が進む宿泊施設において火災が発生した場合には、これらの対応に遅れが生じてしまうことがないような対策が必要になってきます。
上記①~③のような応急的な対応について、複数名の従業員がいない場合であっても、デジタル技術等の活用により複数名の従業員による対応と同程度若しくはそれ以上の効果を発揮することが出来れば、宿泊客の安全に繋がります。
つきましては、下記3のような火災発生時の応急的な対応を補完する技術について、各企業様が商品化しているか、または開発する予定があるかなどについて、ご回答をお願いします。
3.技術の例 ⑴ 火災発生時に従業員がいなくても客室内の初期消火を自動的に行う ⑵ 火災発生時に遠隔から宿泊客の避難誘導を行う ⑶ 火災発生時に遠隔から119番通報を行う ⑷ 宿泊客の入室時に火災発生時の避難経路の説明等を自動的に行う ⑸ 従業員への防火教育をデジタルツールなどにより効果的に行う
*2025年2月28日(金)まで