【WEBマーケティング インターネット徹底集客 338】2025年度の観光庁の方針について アビリブ・プライムコンセプト取締役副社長 内藤英賢


 観光庁の令和7年度(2025年度)予算の概算要求が発表された。総額のみでみると470億円と前年度の1・17倍となった(うち、22年度の高付加価値化事業の継続費用30億円も引き続き計上されているものの、増額した形である)。

 注目したい点が3点ある。まずは、今年度に引き続き組み込まれた「観光地・観光産業における人手不足対策事業」である。今年度の1億円↓3億円の3倍となっており、観光庁としても業界全体で取り組むべき課題として引き続き認識していることが読み取れる。その中身であるが、(1)人材確保支援(2)設備投資支援として、「配膳・清掃ロボットの導入」「チャットボット」「PMS」等の省人化につながるシステム導入の支援(3)外国語人材の確保として、「観光地における外国語対応人材の確保」などが盛り込まれているが、今年度は(2)のみが実施対象であったので、(1)や(3)の事項までカバーされるのか注目したいところである。なお、現在も本事業の補助金は3次募集として施行されており、非常に有用なものなので活用できる場合はおすすめしたい。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒