福井県のあわら市、坂井市三国町で15日、「あわら・三国温泉泊覧会(オンパク)うららん2012秋」が開幕する。温泉をはじめ地域の歴史や文化、自然、食などを生かした体験プログラムを集中的に展開。ガイドブック=写真=などで32種のプログラムをPRし、集客の拡大を目指している。期間は10月6日まで。
体験プログラムは、芦原芸妓の文化に触れる体験や特産のトマト「越のルビー」を収穫して味わう体験をはじめ、福井そばの魅力を紹介する講座、吉崎街道から旧北陸街道を行く歴史ウォーキングなど。参加は完全予約制でウェブサイトなどに詳細を掲載している。
主催はあわら市観光協会や坂井市三国観光協会などを事務局とする実行委員会。オンパクは昨年の秋に続き2年目の開催。昨年秋の開催への参加者は400人を超えた。今年は、秋の開催を前に、夏に「キッズうららん」と題して子どもを対象にした15のプログラムを展開した。