栃木県鹿沼市と同市観光協会は2月15日から21日にかけて、農産物や加工品、伝統工芸品を販売する特別展を東京都庁で開催した。
同市は鹿沼そばや蜂蜜、和洋菓子など食の魅力を多く有し、特にいちごの風味は「いちご王国栃木」でもトップクラスで、今回の特別展でも予定数が早々と完売し追加販売がなされる盛況ぶりを見せた。鹿沼ほうきやきびがら細工、木製小物などの工芸品も取りそろえ、17日には栃木県伝統工芸士・増形早苗さんによるきびがら細工の実演販売が行われた。経済部観光交流課の白石かおりさん=写真=は「朝摘みのいちごが好評で、味の濃さが自慢。このイベントは3年ぶりだが、当時の記憶を頼りに『鹿沼のいちご』ということで来て下さったお客さまも多かった」と振り返った。