亀有信用金庫(東京都、矢澤孝太郎理事長)は、全国の信金の取引先商品を店頭で来店客に取り次ぐ「ご当地おみやげ取次プロジェクト」が2020年の開始から3年が経過した。連携先は8信金に拡大。取次商品数は4000個を超えるなど、地域特産品の売り上げ増に力を発揮している。
プロジェクトは20年10月、関係が深かった興能信用金庫(石川県)と実施。コロナ禍で観光旅行が難しくなっている顧客に、全国の特産品を紹介することが目的。その後、取り組みを聞いた他信金や信金中央金庫からの紹介などで拡大。23年12月までで興能に加え、新庄(山形県)、銚子、館山(以上千葉県)、東予、川之江(以上愛媛県)、新宮(和歌山県)、コザ(沖縄県)の各信金と計19回開催した。【記事提供:ニッキン】
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