矢野経済研究所はこのほど、かばん・袋物市場に関する調査結果を発表した。それによると、2022年度のかばん・袋物小売総市場規模は前年度に比べ7.2%の増加が見込まれるという。
同研究所は、22年度の袋物小売総市場規模を前年度比7.2%増の1兆1348億円と見込み、23年度は同5.0%増の1兆1921億円と予測した。22年度以降については、アフターコロナへの対応が鍵と指摘。環境への負荷を最小限にしつつ投資資源を最小化していく、循環型経済の構築とサステナブル向上を意識した活動が求められているとした。今後は、サステナブルに対応した商品開発が進み、新たなマーケットが創出されることで、市場規模はプラス成長になると展望している。
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