熊本県は今年度下期、PRキャラクター「くまモン」を活用した大阪でのプロモーション活動にさらに力を入れ、さまざまな活動を展開する。
くまモンは、大阪で昨年秋から約1年間PR活動を行い、県のイメージアップに大きな成果を上げたほか、くまモン自体も抜群の認知度を誇る。
多くの観光客が大阪をはじめ関西から訪れており、大阪へのお礼として、地域の祭り、運動会などの学校行事に出演、イベントを盛り上げながら熊本観光をPRする。
さらに県の「営業部長」として関西の企業を訪問し、同県の食材もPRする。県産食材を使用した商品を製造、販売するなどのコラボレーションをくまモンを通じて提案していく。
また、100万人のくまモンファンと触れ合う「くまモン ミリオンプロジェクト」も企画。手づくりのくまモンやくまモン仕様にした弁当などをウェブやイベントなどで募集する。
大阪駅では、最新広告技術を使った電子看板でのPRも実施。電子看板の前を通るとカメラが顔を認識し、看板の画面上のくまモンの体に人の顔が付き、くまモンに“変身”できる。くまモンの訪問先でも同じシステムを搭載した携帯型パソコンで、出会った人をくまモンにできる。
訪問先ではほかにも、くまモンなりきりグッズのサンバイザー「モンバイザー」1万個、ユニークなキャッチコピーの入った「くまモン名刺」3万枚などを配布する。
大阪でPR活動中のくまモン