札幌市内や近郊の洋菓子店の人気スイーツを販売する「さっぽろスイーツカフェ」が6日、札幌市中央区の大通地下街に開店した。札幌洋菓子協会や市などでつくる「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」が開設。オープンセレモニーには、上田文雄市長のほか、地元の関係者が多数出席し、テープカットを行った。
同協議会には、約100の洋菓子店が加盟。カフェでは毎月5、6店が交代で自慢のケーキやプリンを販売し、札幌のスイーツをアピールする。
今月は、同協議会の昨年のコンクールでグランプリに選ばれた「さっぽろプリンパイ」など約40種類のスイーツが店頭に並ぶとあって、連日、多くの地元客や旅行者でにぎわっている。
場所は、買い物客や観光客の集まる地下商店街で、約100平方メートルの店内には37席が設けられ、持ち帰り販売も行っている。営業時間は午前10時から午後8時まで。年中無休。
同協議会の長沼昭夫会長は「さっぽろスイーツが気軽に味わえる。観光客の利用を増やし、全国に発信できるスポットにしていきたい」と語る。
同協議会は4年前に設立され、毎年、洋菓子のコンクールを実施するなど、パティシエ(菓子職人)の育成とさっぽろスイーツのPRやブランド化に取り組んできた。
人気のケーキが並ぶ店頭