リクルートが運営する宿泊予約サイト、じゃらんネットは3月13日、宿泊施設が使う管理画面を大幅に刷新する。各施設が独自のアンケートをとれるようにするほか、予約・宿泊状況が一目でわかる「予約分析レポート」も毎日提供する。宿泊プランの登録、変更などの操作方法も簡単にする。
じゃらんネットでは宿泊利用者がチェックインから60日以内に投稿した評価内容をクチコミ情報としてサイト上で公開している。評価項目は、総合評価、部屋、朝食、夕食、風呂、接客、サービス、清潔感の8つ。このクチコミ投稿画面を使って各宿独自のアンケートを回収、集計できるようにする。質問内容は自由。5問まで設定可能だ。
予約分析レポートは10種類提供する。内容は毎日更新し、宿が常に最新のレポートを閲覧できるようにする。提供する各レポート名は「予約状況年間分析・宿泊実績年間分析」「月間予約入込状況」「予約リードタイム・予約レート分析」「月間宿泊曜日別分析」「月間予約者地域TOP10分析」「月間宿泊グループサイズ分析」「月間日別売上動向分析」「月別売上、延室数、延人数、参照回数ランキング」「クチコミ・アンケート結果」「分析用元データ出力(CVS形式)」。
またこれらのリニューアル内容を宿泊施設に説明する「勝ち組になるための『じゃらんnet』活用セミナー~レベニューマネジメントをベースとしたじゃらんnet活用法~」を3月上旬に都内で開く。