じゃらんリサーチセンター(JRC)は8月25日、大阪市のリーガロイヤルホテルで「観光振興セミナー2023(大阪会場)」を開いた。関西、中四国エリアから自治体の観光部局担当者など約200人が参加。配布された各県の宿泊旅行者分析などを手に、コロナ禍の動向やインバウンド情報などに聞き入っていた。
同セミナーは、7月28日の東京会場を皮切りに全国6会場で開催。大阪会場では、北陸、関西、中国、四国を対象に、JRC実施の「じゃらん宿泊旅行調査2023」に基づく各県の宿泊旅行者のプロフィール分析やインバウンド旅行者の傾向を解説した。
第1部では沢登次彦・JRCセンター長がじゃらん宿泊旅行調査の結果概要と各県動向を解説。コロナ後の動向として、宿泊先については福岡、大阪などの回復が早く「西高東低」の傾向が見られることなどに触れた上で、「若い人を獲得している県は戻りが早い」との分析を紹介。続いてJRC研究員の松本万加里氏は独自にまとめた各県ごとのインバウンドレポートの見方を解説した。
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