すしロボットメーカーの鈴茂器工(東京都練馬区)は4月18、19日、製造実演展示会「スズモフェア2017」を東京都豊島区のサンシャインシティ文化会館で開いた。約500人が参加し、盛況のうち幕を閉じた。
このフェアは今回で31回目を迎える。宿泊施設や飲食業界関係者らを対象に、シャリ玉、おむすび、のり巻き、いなりずしの製造用ロボット・機器を中心に多彩な製品を展示。ふっくらご飯を盛り付ける「シャリ弁ロボ」、シャリ玉を作る「シャリ玉ロボット」の最新型機や、おはぎを作る「おはぎマシーン」などを初披露した。
また、国際学院埼玉短期大学(さいたま市)の学生が考案した惣菜メニューを展示したほか、欧米で人気が高い寿司ブリトー(多彩な具材を使った太巻き寿司)を同社のすしロボットが握る実演会なども催した。
ほかにも、グループ会社・セハージャパンの食中毒予防・ウイルス対策製品、共同出展各社の関連製品なども展示した。
スズモフェアは今回の東京会場を皮切りに、10月の仙台会場まで開かれる。今後の予定は、7月11、12日=広島「広島産業会館」▽8月29、30日=九州「博多スターレーン」▽9月5、6日=大阪「マイドームおおさか」▽9月26、27日=名古屋「ウインクあいち」▽10月25、26日=仙台「サンフェスタ」。