すしロボットメーカーの鈴茂器工(東京都練馬区)は19、20の両日、36回目となる恒例の製造実演展示会「スズモフェア2022東京」を東京都豊島区のサンシャインシティ文化会館で開催する。感染予防のため今回も昨年同様、事前予約制となっている。
宿泊施設や飲食業界関係者らを対象に、ご飯盛り付け機「Fuwarica(ふわりか)」をはじめ、シャリ玉、おむすび、のり巻き、いなりずしの製造用ロボット・機器を中心に多彩な製品を展示。併せて、省人化を支援するシャリ玉を容器に自動で盛り付ける新製品や、配膳ロボットなども展示する。
一連のロボットは今後、タブレット端末との対応を順次予定。この連携による残量チェックや、形状の調整などのロボット操作と、集約した情報の活用手法なども提案する。
同フェアではロボット、機器だけでなく、シャリボックスなどの資材製品に加え、グループ会社であるセハージャパンの食中毒予防・ウイルス対策製品や、共同出展各社の関連製品なども展示する。
「すしや新しい米飯メニューを開発したい、より良い厨房環境にしたい、作業効率を高めたい、といった宿泊施設の悩みを解消する展示会になる」と同社。
問い合わせ先は、鈴茂器工TEL(0120)599333。
昨年のスズモフェアの様子