せとうちDMOは、瀬戸内国際芸術祭の欧米豪からの誘客増加に向けたデジタルマーケティングを実施する。
瀬戸内海の島々を舞台に繰り広げられる現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」は近年、ニューヨークタイムズを始めとした様々な海外メディアで取り上げられるなど、海外における認知が高まっており、4月26日からは「瀬戸内国際芸術祭2019」春会期が開幕されます。
こうした中、海外で高まった瀬戸内国際芸術祭の認知を実際の誘客につなげ、外国人の参加者増加のみならず、瀬戸内地域の外国人旅客の周遊増加を目指し、せとうちDMOと香川県(公益社団法人香川県観光協会)、瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、「瀬戸内国際芸術祭オフィシャルツアー」、作品鑑賞パスポートをフックとしたデジタルマーケティング事業を実施します。
本事業では、せとうちDMOのもつデジタルマーケティングのノウハウを活用し、オフィシャルツアーが言語対応している英語圏のアメリカ、イギリス、オーストラリアをターゲットに広告配信を実施し、オフィシャルツアーHPへの流入を促し、ツアーの予約や瀬戸内国際芸術祭の作品鑑賞パスポートの購入につながるか分析、効果検証を行います。また、せとうちDMOが有するデジタルマーケティングツールを活用して、日本への旅行や瀬戸内国際芸術祭に興味を持つ層をターゲットにプロモーションを仕掛けることで、通常の広告配信よりも高い広告効果を目指すとともにその効果分析を行います。
▲「瀬戸内国際芸術祭オフィシャルツアー」HPのキャプチャ
URL:https://setouchi-artfest.kotobus.com/
今後も、世界に向け“SETOUCHI”の様々な場所や地域の魅力を情報発信していくと共に、域内外の地域の皆さま、事業者の皆さまと観光資源やサービスの磨き上げに取り組み、2020年の目標である訪日外国人延べ宿泊者数600万人泊(瀬戸内7県)の達成と観光消費額の増加を目指してまいります。
※1 せとうちDMO
官民が参画する一般社団法人せとうち観光推進機構と金融機関・域内外の民間企業が参画する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成。DMOはDestination Marketing/Management Organizationの略。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続可能な観光地域づくりを推進している。
※2 一般社団法人せとうち観光推進機構
瀬戸内地域7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)の行政と民間の事業会社が参画。綿密な調査に基づくマーケティング戦略により瀬戸内の魅力を国内外の人々に発信し、新たな観光需要を創造しています。また、地域の事業者による新たな観光プロダクト(観光サービスや地域産品等)の開発促進にも取り組んでいます。