
兵庫県の淡路島観光協会(樫本文昭会長=淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ社長)は16日、東京の都市センターホテルで首都圏の旅行業者、報道関係者との懇談会を開いた。首都圏から多くの観光客を迎えようと昨年から実施しており、今年で2回目。「淡路島3年とらふぐ」「淡路ビーフ」「淡路島たまねぎ」など、島ブランドの食を中心にPRした。
樫本会長=写真=は「淡路島の宿泊客数は年間130万人以上で、県内では神戸に次ぐ2位。県第2の観光地と自負している。食が豊富で、古来、朝廷へ食材を献上する『御食国』(みけつくに)と呼ばれていた。とらふぐ、ビーフ、たまねぎ、ハモ、サワラと、多くの食を楽しんでほしい」とあいさつ。
来賓で兵庫県が選挙区の赤羽一嘉衆院議員(公明党観光立国推進本部長)も地元の魅力をPRした。
淡路島3年とらふぐは、通常養殖2年で出荷されるとらふぐを3年養殖したもの。2年ものの約2倍体が大きくなるが、潮の流れが早い鳴門海峡近くで養殖しているため、身が引き締まり、味も濃厚という。淡路島の旅館・ホテル、飲食店で鍋、刺し身、唐揚げ、雑炊などで提供している。