はとバスはコトブキ印刷(広島県防府市)が制作した「めぐる、手漉紙(てすきがみ)。おりづるペーパー」をツアーバッジ=写真=に採用、12日から最上級バス・ピアニシモⅢで運行する「貴賓席の旅」のバスツアー参加者に配りはじめた。「平和への願いを込めたSDGsの取り組みにつなげる」と同社。
おりづるペーパーは、廃材を生まれ変わらせるという環境に配慮した手漉紙に、広島市平和記念公園に寄せられた折り鶴を1枚ずつ紙へと漉き込んでおり、平和への願いや祈りが込められている。
手漉き作業は福祉施設のおりづる作業所が行っている。こんにゃくのり加工が施されており、折れにくく破れにくくなっているという。
バッジは1950年に定めた2代目シンボルマークと現在の「HATO BUS」ロゴをデザインした。