はとバスはこのほど、東京新聞と連携して、東京の隠れた魅力を探す企画「東京再発見プロジェクト」を開始した。プロジェクトの案内人に東京生まれ、東京育ちのタレント、なぎら健壱氏を任命。同氏は8月22日に墨田区と墨田区観光協会が主催する野外イベント「吾妻橋フェスト」で、案内人に就任したことを発表した。
東京スカイツリーなど、新たな観光資源となる商業施設のオープンでにぎわいを見せる東京観光。はとバスは2012年度の東京観光コースの年間乗車数を昨年度比43.4%増の100万人と予想している。
同プロジェクトでは新しい観光スポットだけではなく、江戸時代から変わらない伝統の味や匠の技、多くのサブカルチャーなど、よりディープな東京を再発見し、東京をもっと盛り上げようというもの。なぎら氏と共同して、東京観光の新ツアーを作り、国内外に広く東京の隠れた魅力を発信していく。
今回初コラボとなるはとバスと東京新聞が旗振り役となり、企業や行政などにも協力を呼びかける。すでに2つの区から問い合わせがあった。
秋にはなぎら氏と商品開発をスタートし、デモツアーを行った後、来年には商品を発売する。
専用のフェイスブックページを開設し、同氏のお薦め観光ポイントを紹介するなど、さまざまに展開していく予定。
なぎら氏は東京の、特に下町の庶民文化への造詣が深く、下町に関する著書を多数出版している。
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