ひがし北海道自然美への道DMOと北海道大学観光高等研究センターは7日、産学連携協力体制で北海道観光の活性化に向けた連携協定を締結した=写真。道内広域DMOと北海道大学の連携は初の試み。地域振興に向けた共同研究や人財育成などに取り組み、地方部の観光政策を推進する。
連携では、(1)観光を基軸とした地方創生に関すること(2)地域におけるDMOによるマーケティング、マネジメントなど観光推進に関すること(DMO会員、構成員との観光推進も含む)(3)地域の持続的発展に関すること(4)人財育成、人的交流に関すること(5)科学技術・芸術文化の振興に関すること(6)その他、地域発展に必要な事項―に取り組む。
地域振興、共同研究に関することでは、ひがし北海道エリアにある自然資源やアイヌ文化、農林水産業といった観光資源に関するマーケティング、マネジメント活動などで共同研究を行う。
今後は、同DMOが事業として取り組むデスティネーション・マーケティングでの経験価値マーケティングなどの調査研究に基づき、同DMOの中期戦略、デスティネーション・マーケティング・プラン制作を行う予定。また、北海道大学大学院のカリキュラムにおいて、フィールドワーク実践や研究発表などは、同DMO内における提案機能として共同事業化する。
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