ひらまつホテルは18日、「食」で京都の季節を巡るデジタルコンテンツ「読むひらまつ。~京の食を編む~」冬号を公開した。
- 「大雪(たいせつ)」の候、師走の市場に「京野菜マイスター」を訪ねて
自然が身近な距離にある京都では、1年を24等分して季節を表す暦のひとつ、「二十四節気」に寄り添った暮らしの文化が培われてきました。元々、農作物を育てるための暦として古代中国で作られた二十四節気は、伝統的な季節の行事食、季節のうつろいがもたらす野菜や魚の旬の巡りなど、京料理においても切り離せないものです。
「読むひらまつ。~京の食を編む~」では、取材で訪れた時期を二十四節気で表し、その季節に最もふさわしいと感じた「食」にまつわるストーリーや、料理長たちによる旬を楽しむ食材を使った料理をご紹介しています。『夏<小暑>』の鱧、『秋<秋分>』の栗に続き、今回お届けする『冬<大雪>』では、冬の京料理を豊かにする京野菜を食材に選び、師走で活気づく早朝の京都市中央卸売市場を訪ねました。
長年にわたり「せり人」として活躍し、京野菜の伝道師的役割を担う「初代 京野菜マイスター」である松本 雄治さん(京都青果合同株式会社所属)にせり場を案内していただき、京野菜のプロフェッショナルならではのお話を伺いました。
- 冬の京都、とっておきの一品
本格的な冬の到来を肌で感じる師走の時期、京都の人々が楽しみにしているお料理が、聖護院かぶらで作る「かぶら蒸し」です。「割烹 いずみ」料理長 若松 裕樹が、寒い季節にお越しになるお客様のために、温かな一品をご用意する様子もご紹介しています。
「読むひらまつ。」~京の食を編む~ <大雪>
冬のぬくもり、食の営み
https://www.hiramatsuhotels.com/kyoto/dictionary/2022/winter.php
- 美食のひと時を上質に包む空間
「THE HIRAMATSU 京都」は、明治32年ころに建てられた京町家を保存・再構築し、数寄屋建築の名工 中村外二工務店の総合監修により、2020年3月、29室のホテルとして誕生しました。館内に一歩足を踏み入れれば、かつての呉服屋の趣を残す表屋や、町家ならではの走り庭がお迎えします。松や竹の中庭からは、小さな自然の景色を住まいにとりいれた当時の人々の暮らしの美意識が感じられ、空間を飾る辻村史朗氏の陶芸作品や、清朝時代のアンティーク家具が目を楽しませてくれます。館内のどこにいても、京都の伝統と職人の丁寧な手仕事に包まれ、上質な居心地のよさを感じていただけることでしょう。
- 「THE HIRAMATSU 京都」概要
施設名称 :THE HIRAMATSU 京都
[英文表記] THE HIRAMATSU KYOTO
所在地 :京都市中京区室町通三条上る 役行者町361
階数 :地上5階建
客室数 :29室
客室タイプ:
スーペリア(54.8㎡)x3室、デラックス(60.1㎡)×6室、
デラックスプレミア(72.1~77.4㎡)×16室
ジュニアスイート (87㎡)x3室、ザ・ひらまつスイート(104.4㎡)x1室
付帯施設 :レストラン(イタリア料理、割烹)、ラウンジ、蔵
面積:建物面積945.05㎡、延床面積3,999.29㎡、土地面積1,185.29㎡
開業日 :2020年3月18日
HP :https://www.hiramatsuhotels.com/kyoto/