ジャルパックは12月13日、三木小学校(東京都品川区)で群馬県みなかみ町と連携した特別授業を開いた。参加した児童が、群馬県産の黄色いリンゴ「ぐんま名月」の作り方や輸送方法を学習。地域の魅力を幅広い層に伝え、持続的な地域の活性化、観光関連産業の発展を目指す。
同社は、今年度に地域貢献活動の一環として、群馬県育成のリンゴ品種であるぐんま名月の「木オーナー権」を取得。特別授業は、収穫したリンゴを会社の所在地である品川区の小学校に提供する取り組みの一環として行われた。
特別授業では、児童がリンゴとコンニャクの生産方法を生産者との中継を通して学んだほか、収穫された食材が航空貨物として輸送される様子などの動画視聴、ジャルパック社員が作った折り紙ヒコーキ投げ体験が行われた。授業終了時には、児童にぐんま名月が配布された。
同社は「品川区の小学校3校で特別授業を行う。産地地域への支援とともに地元である品川の子どもたちの学びに寄与できれば」と話す。
品川の三木小学校で行われた特別学習の様子