宮城県の旅館・ホテルの女将でつくる「みやぎおかみ会」(阿部憲子会長=南三陸ホテル観洋)は昨年末から、「みやぎの女将おすすめ『みやぎ御馳走セット』」と銘打って、地場産品を販売しているが、好評なことから期間を延長する。
阿部さんは「観光業だけでなく、1次産業なども含めた地元経済活性の一助になればいい。宮城自慢の産品を味わっていただくことで、また宮城へ行こうというきっかけになれば」と願う。
現在、14軒が参加。当初、1月末まで販売する予定だったが、地元ならではの逸品が味わえる、と反応もいいことから、2月以降も実施する。
ホテル観洋の「あわび・ホタテセット」(送料・税込み1万円)、ホテル松島大観荘の「松島満喫ファミリーセット」(同)、篝火の湯緑水亭の「あきう幸せ小箱」(同)など、各施設が選りすぐりの逸品を提供。
「おかみ会はキャンセルが続く逆境に負けず、感染拡大防止にさらに取り組み、収束に向けて宮城から元気メッセージを発信する企画を立ち上げる」と阿部さん。強い気持ちで難局に臨む。