仙台で新春交賀会開催
みやぎおかみ会(会長=阿部憲子・南三陸ホテル観洋女将)は1月31日、宮城県仙台市のホテルメトロポリタン仙台で新春交賀会を開いた。来賓として宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合の佐藤勘三郎理事長を筆頭に役員、旅館・ホテルに物品などを納入する企業で組織する特別会員、女将会会員ら約70人が出席した。現在宮城県が進める「新たな観光振興財源」(宿泊税)について意見を交わした。
来賓の佐藤理事長は「知事に宿泊業をどのように捉えているかを伺ってみたい。税の創設は各業界から幅広く徴収するものではないでしょうか」と呼び掛けた。宿泊税に関する説明会への協力を要請した。
女将会の阿部会長は「温泉という宮城県民の楽しみを奪われないためにも一致団結して宿泊税の問題を学び、共に提言を行いましょう」と述べた。
新春交賀会は例年、宿泊客へのもてなしのスキルアップサービス講習や会員相互の親睦などを主に実施していたが、今年は宿泊税についての勉強会や意見交換が行われた。
県は、宿泊税を東北観光復興対策交付金が終了する2021年4月からの導入を目指している。
みやぎおかみ会会員