ゆこゆこ、稲取温泉にサテライトオフィス
ゆこゆこホールディングス(ゆこゆこ、吉田周平社長)は11月19日、働き方改革の一環として温泉地に長期滞在して仕事を行うテレワーク「ゆこワーク 温泉地勤務型」の2カ所目の勤務地として、静岡県東伊豆町の稲取温泉を追加した。空き家をリノベーションしたサテライトオフィスには同社社員25人が勤務。環境を変えて社員からの新しいアイデアの創出を期待するとともに、温泉地の新しい活用法を提案する。
ゆこワークは、今年5月にスタート。非日常空間で発想を得ることに加え、地域住民や旅行者と関係を構築し、ネットワークを広げることを目的に実施している。温泉地の宿泊施設などに1週間以上滞在し、日中はテレワークで仕事を行っている。
稲取温泉のサテライトオフィスは、静岡県東伊豆町青年部の協力を得て実現。サテライトオフィス「EAST DOCK」は、芝浦工業大学で建築を学ぶ有志の学生が東伊豆町の所有する空き家をリノベーションした。
吉田社長は、社員がリフレッシュし、仕事がはかどり成果を上げていることを評価。今後については「地域の人たちとふれあいながら温泉地が抱える課題を理解することが大事。温泉地活性化に向けて貢献できることを検討し、事業展開につなげていく」と話している。
サテライトオフィス