ゆとりツーリズム北海道キャンペーン実行委員会(我孫子健一委員長)は10月24日、東京・JR上野駅で森林セラピーやカヌー体験などゆとりある観光スタイルを提案するイベントを行った。高橋はるみ北海道知事や、我孫子委員長などが北海道の名産品を来場者に配布した。
高橋知事は「北海道にゆっくり滞在して旅を楽しみ、日々の疲れを癒すゆとりツーリズムを提案したい。北海道には豊かな自然や美味しいスイーツもある。北海道にお越し下さい」と呼び掛けた。
同イベントにはゆとりツーリズム北海道のライフスタイルの実践者である俳優の榎木孝明さんも参加。榎木さんは「美瑛町に年に10回以上は通っている。北海道は今一番時代が求めるゆとりがある。ゆとりは今の時代に必要な言葉だと思う」と北海道の魅力を語った。また、イベントでは日本ハムファイターズガールによるチアリーディングパフォーマンスも行われた。
ゆとりツーリズム北海道キャンペーン事業は「いろんなことよりひとつのこと」をキャッチフレーズに、周遊型パック旅行ではなく、観光地にゆっくり滞在し、花、健康、癒し、森林浴などを楽しむ観光スタイルを提案している。
我孫子委員長は「06年度は道外から659万人訪れた。これからの時代に求められる癒し、健康を重点に北海道の観光に力を入れていきたい」と話していた。
イベントに出席した高橋知事(中央左)と榎木さん(同右)