コストが安く、機能も充実
2006年創業の名古屋市の旅行会社、ディパーチャーズは企業、学校、役所関係の団体手配旅行などを取り扱う一方で、自社主催では宝塚歌劇の観劇ツアーに力を入れている。昨年からはコロナ対応として取り寄せグルメなどの物販も開始したうえ、コーヒーの焙煎機を導入。自社焙煎したコーヒー販売も行っている。
その同社は、アイディディ・ソフトウェアが提供する中小旅行会社向けのリテール業務支援システム「アイディディ・トラベルワーカー」を約5年前に導入した。
導入以前は、Excelで管理していた。旅行システムの導入を検討していたがコスト面を考慮して導入には至らなかった。アイディディとの出会いは名古屋で開催された同社のセミナーがきっかけだった。「コストが安く、機能面も充実している。他システムと比較検討することなく迷わず採用を決めた」と天野幹三社長。「利用の拘束期間もなく、毎月契約アカウント数を増減できるのも無駄がなくていい」とも。
システムは、グーグルのクラウドサービスを利用しているため初期費用と月額保守料が不要。月額のアカウント料のみで使える。また、インターネット環境さえあれば自宅など、どこからでも操作できる。
導入以降は、社内の情報共有ができるようになり、業務の効率化に成功。販売状況や未収金支払い関係なども瞬時に把握できるため、特に経理関係が省力化された。会社でも自宅でも、どこでも使えるのでリモートワークにも役立っているという。「システムやサポートに全く不満はなく、大変満足している。社内スタッフの評判もいい」と天野社長。