アゴダは11月20日、生成AIを使って作った子供の絵本「マヤとアゴダのひみつのせかい」の多言語での無料提供を始めた。
11月20日は国連が定めた「世界こどもの日」です。この日を祝して、デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営する Agoda Company Pte. Ltd. （本社：シンガポール、CEO：オムリ・モーゲンシュターン）は生成AI技術を使って子供の絵本を制作しました。「マヤとアゴダのひみつのせかい」と題されたこの本は、子供たちの想像力をかき立て、テクノロジーの世界を探求して楽しむことを後押しします。この絵本は下記のアゴダのサイトにて無料でダウンロード可能です。日本語や英語など様々な言語の絵本があります。
マヤとアゴダのひみつのせかい
アゴダのマーケティング、テクノロジー、翻訳チームの監修のもと、24ページの子供の絵本にあるすべての文章と絵は、生成AIツールのChatGPTとMidjourneyによって作成されました。
「マヤとアゴダのひみつのせかい」は、マヤという名の少女が、アゴダのバンコクオフィスを母親と訪れている間に冒険に乗り出す物語です。この絵本は子供の読者を旅へと連れ出し、想像力をかき立てる魅力的な少女キャラクター、マヤを通してテクノロジーの世界について紹介しています。世界中のテクノロジーに興味のある子供や家族にとって最適な楽しみながら学べる絵本となっています。この絵本は、アゴダのテクノロジーへの真剣な向き合い方を表すものであり、特にアゴダが本社を置くアジアの子供たちに対して、創造性を発揮してもらいたいという強い思いを示すものです。
イダン・ザルツバーグ、アゴダ 最高技術責任者は次のように述べています。
「より多くの子供たちにテクノロジーの世界を探求して楽しんでもらうことを考えながらこの絵本を作ることは、とても楽しいプロジェクトでした。また同時にこの絵本は、利用者がよりお得に世界を旅行できるように精力的に働く何千人ものアゴダンズ（アゴダで働く人々）とアゴダでの会社生活を褒め称えるものでもあります。人間が関わることで絵本の文章や絵をより良いものへ改善できるかもしれませんが、この絵本の出来栄えはAI生成テクノロジーがいかに急速に進化しているかを示しています」
「この絵本は、次世代のテクノロジー人材が楽しむことを中心に良い刺激を受けるように作成されたわけですが、実際のところアゴダ社内では生成AIを非常に重要に捉えている背景があるのです。テクノロジー部門だけでも70以上の内部プロジェクトがあり、世界中の旅行者のために、効率性を高めプラットフォームを改善するために生成AIを活用しています。こうしてお話している間にも生成AIはアゴダ プラットフォームの新しい内部機能の改善に貢献し、より効果的なカスタマーサポート体験の提供を実現しているのです」
「デジタル旅行プラットフォームとして、アゴダはテクノロジーに莫大な投資をしています。プラットフォームを運営するために、アゴダは世界4つのデータセンターで50万以上のCPUコアを使用しており、それらはアゴダ エンジニアリングによって管理されています。アゴダのデータプラットフォームには30ペタバイト（１ペタバイト＝１００万ギガバイト）以上のデータが蓄積されています」
「マヤとアゴダのひみつのせかい」は、以下のサイトでPDF版を無料でダウンロードできます。
AIが書いたオリジナルの英語版と、英語と各言語（日本語、タイ語、中国語（簡体字）、中国語（繁体字）、インドネシア語、マレーシア語、韓国語、ベトナム語）の二か国語版があります。
英語と日本語二か国語版
英語版
すべてのバージョン
お子さまと一緒にプログラミングを始めてみませんか？
マヤと一緒にプログラミングの冒険を始めませんか？アゴダの技術チームのソフトウェア開発者は、マサチューセッツ工科大学(MIT)によって開発されたScratchという無料で使えるとても便利なツールを推奨しています。プログラミングの勉強を始めるには最適なツールです。あなたが次のプログラミング スーパースターになるかもしれません！
アゴダは「マヤとアゴダのひみつのせかい」の素材を使用した、Scratchの簡単な始め方ガイドをまとめました。詳細はこちらをご覧ください。
