投資促進、賃上げ、地元経済に貢献を
観光庁主催のDMO全国会議が6日に開かれ、髙橋一郎長官が全国のDMOに対し、観光地域づくりの司令塔として、地域の関係者の合意形成に基づく観光地域経営の強化、インバウンドの受け入れ基盤の充実などを進めるよう要請した。基調講演では、観光政策の有識者、デービッド・アトキンソン氏が、DMOの役割は地元の経済成長への貢献にあると提言。パネルディスカッションでは、観光庁が選定した「先駆的DMO」3法人の代表が現状や今後の展開を報告した。
政府の観光戦略、DMOの育成施策に提言を続けている小西美術工藝社社長のアトキンソン氏は、DMO全国会議で基調講演を行った。演題でもある「DMOの役割」について、投資を呼び込み、賃上げに寄与し、地元の経済成長に貢献することだと強調した。
講演の主な内容は次の通り。
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