アパグループ、経常利益が56.5%増の553億円 2023年11月期連結決算


 アパグループは2月29日、2023年11月期連結決算を発表した。経常利益は前期比56.5%増の553億円となった。

アパホテルネットワークとして全国最大の779ホテル117,048室(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 CEO:元谷一志)は、2023年11月期連結決算を発表した。

 結果は、グループ連結売上高1,912億円(前期比38.3%増)、経常利益553億円(前期比56.5%増)と、前期対比増収増益となった。

新型コロナウイルス感染症が昨年5月8日より、感染症法上2類相当から5類感染症に移行したことで、国内レジャー需要や訪日外国人需要が急回復した。当グループはコロナ禍においてもホテルの新規出店を継続していたことから、こうした需要の急回復を受けて、売上高、経常利益とも過去最高となった。

2024年11月期については、引き続きホテルの需要が高い水準で推移することが見込まれる一方で、水道光熱費や外注費、人件費等のコストの大幅な増加が予想されることから、売上高は増収となるものの、利益水準は横這いを予想している。

<比較損益計算書>

(単位:百万円)

2022年11月期 2023年11月期 前期比
売上高 138,237 191,227 +38.3%
営業利益 35,833 56,676 +58.2%
経常利益 35,315 55,277 +56.5%
当期純利益 21,728 37,320 +71.8%

【アパグループ】

アパグループはホテルネットワークとして全国最大の779ホテル117,048室(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。2010年4月にスタートした「SUMMIT 5(頂上戦略)」を継承し、2022年4月より新たな5ヶ年計画「AIM5~APA Innovative Movement」を始動。アフターコロナにおけるニーズの変化やDX化の波を捉えながら、国内で圧倒的なNo.1ホテルチェーンとなるべく、2027年3月末までにアパホテルネットワークとして15万室展開を目指す。

 
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