アパグループは2日、アパリゾート上越妙高の元準社員で、北京五輪スノーボード女子ハーフパイプ銅メダリストの冨田せな選手を表彰し、今後の活動支援として特別報奨金100万円とアパ社長カレー100食分を贈った。
本日3月2日(水)、アパ情報館(東京都港区赤坂3-2-3 アパグループ赤坂見附本社ビル1階)にて表彰式が行われ、アパホテル社長 元谷芙美子より、冨田せな選手に表彰状・特別報奨金100万円・アパ社長カレー100食が手渡された。
冨田せな選手は、アパリゾート上越妙高には2018年6月からアルバイトクルーとして勤務を開始し、その後、2019年7月から準社員として2021年12月まで勤務を継続してきた。
2022年1月にはXGamesAspen2022にて日本人女子初優勝、2021-2022シーズンW杯ランキング2位、その他数々の国際大会で活躍したことから、今回、アパホテル株式会社としてその功績を称え、表彰することとなった。
アパホテル社長 元谷芙美子からは、「冨田せな選手は数々の国際大会で活躍し、アパグループ4,000人の社員に勇気を与えてくれた。心からお祝いの気持ちを伝えるとともに、今後の活躍にも期待している」とお祝いの言葉を述べた。
冨田せな選手は、「夏の間はアパリゾート上越妙高でゴルフ場とイルミネーションイベントのスタッフとして仕事をしていた。仕事が終わった後に練習に行くという大変な日々だったが、その経験が今回の表彰につながったことをうれしく感じている」と述べ、記者からの質問に対しては、「母には小さい頃から仕事の合間を縫って練習場への送り迎えをしていただき、一人で行動できるようになった今、改めて強い感謝の思いを感じている」と周囲のサポートに対する感謝の念を述べた。
■冨田せな選手 プロフィール
【基本情報】
氏名 | 冨田せな
生年月日 | 1999年10月5日
出身地 | 新潟県妙高市
チーム | アルビレックス新潟
種目 | ハーフパイプ、スロープスタイル
サイズ | 160cm
スポンサー | ヨネックス
SNS | Instagram Twitter
趣味 | 映画鑑賞
【略歴】
3歳から父の影響でスノーボードを始め、小学1年でハーフパイプの大会へ出場。中学1年でプロツアー「HASCO presents PSA OPENで3位になりプロ資格を取得。中学3年で全日本選手権で3位になり、スロープスタイルでナショナルチームに選ばれる。翌年ハーフパイプのナショナルチームへ転向。
2017−2018シーズンから本格的にワールドカップを転戦し、2戦目の「FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2018 CopperMt.」で4位、3戦目の「FIS SNOWBOARD WORLD CUP Secret Garden」で2位表彰台に昇る。
2018年2月に行なわれた「平昌オリンピック」に高校3年で出場し8位入賞。
現在はチームアルビレックス新潟に所属し、2022年1月にはXGamesAspen2022にて日本人女子初優勝、2021-2022シーズンW杯ランキング2位の実績を残し、2022年2月北京オリンピックのスノーボード女子ハーフパイプ競技代表として3位に入賞して銅メダルを獲得した。
【大会リザルト】
《2020-2021シーズン》
FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2021 3位
Aspen 2021 FIS Snowboard & Freeski World Championships 4位
FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2021 3位
《2021-2022シーズン》
FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2022 Copper Mt. 2位
Dew Tour 2021 Copper Mt. 4位
FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2022 Mammoth Mt. 3位
FIS SNOWBOARD WORLD CUP 2022 LAAX 4位
X-GAMES 2022 Aspen 優勝
北京オリンピック 3位