アルメックスは、ホテル向け新型チェックイン・アウト機を開発したと発表した。
国内ではFintechによるキャッシュレス化が進む一方、現金決済の比率が依然高く、個人消費支出の82%にのぼるとの調査結果も出ています。
(出典:経済産業省HP 政策特集2017年10月10日 https://meti-journal.jp/p/105)
そうした中、宿泊施設様にとっては、中期的な現金・非現金の両決済への対応が不可欠となっており、加えて、訪日観光客の急増によるスタッフの業務効率化・省力化、多言語化対応も大きな課題となっています。
アルメックスは宿泊施設におけるフロント業務の利便性向上を実現するトータルソリューションで高いシェアを誇り、今回、こうしたニーズや課題に対応すべく、新型のセルフ型チェックイン機(KIOSK)を商品化いたします。
■新機種について
新開発のKIOSKは、大容量の紙幣ストック機能を搭載する「TEX-2850」モデル(2018年夏発売予定)と、金銭の補充などの管理をより簡単に行える金銭ユニットを搭載した「TEX-01K」モデル(2018年秋発売予定)の2機種となります。
■多様なキャッシュレス決済に対応
・多種類のキャッシュレス決済に対応した決済端末
・宿泊者マッチングによるスマート手続きが可能となるQRコードリーダー
・旅館や温浴施設で用いるリストバンド型ICチップに対応したicodeリーダー
・旅館業法で義務付けられているパスポートの写し保管を可能とするパスポートスキャナー
現金に加え、多様な決済手段や機能を搭載した、次世代型KIOSKです。また、顔認証技術を活用したチェックインも可能とするオペレーションも実現していく予定です。
■旅館業法改正を見据えたオペレーション
これまでチェックイン時にフロントで対面し記帳していた宿泊者カードについても、予約情報と連動してKIOSKへ表示させ、宿泊者に電子的記帳をいただくという運用が可能となります。チェックイン時における宿泊者のストレスを解消し、顧客満足度向上に貢献します。