観光庁のインターンシップモデル事業で、今年度は、17大学の学生62人を24の企業・事業所、団体が受け入れることがこのほど決まった。7月から企業・団体ごとに順次スタートする。3年目を迎えるモデル事業で、参加企業数は前年度よりも8社増え、学生も4大学、19人増えた。2カ月間や5カ月間など長期にわたって学生を受け入れる企業も出てきた。
専攻や進路に応じて学生が就業体験を行うインターンシップは、観光産業を担う人材の育成に向けて重要な機会とされ、円滑な実施手法などをモデル事業として検討してきた。企業と学生の仲介役を業界団体が行う手法で実施している。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが約5カ月間にわたって学生6人を受け入れるほか、旅行会社やホテルなどが数週間から数カ月にわたって学生を受け入れる。
参加企業や大学は次の通り。
参加企業=沖縄ツーリスト、近畿日本ツーリスト、JTB、西武トラベル、南西楽園ツーリスト、日本旅行(以上、日本旅行業協会仲介)、かりゆし、フォーシーズンズホテル椿山荘東京、ホテルオークラ東京、ホテルオークラ東京ベイ、ホテル日航東京、ロイヤルパークホテル、ロイヤルパーク汐留タワー(同、日本ホテル協会仲介)、オリエンタルランド、全日本空輸、ツーリズムマーケティング研究所、日本ナショナルトラスト、東日本旅客鉄道(同、日本ツーリズム産業団体連合会仲介)、四国ツーリズム創造機構、日本観光協会(同、日本観光協会仲介)
参加大学=桜美林大、神戸夙川学院大、札幌国際大、淑徳大、城西国際大、玉川大、筑波学院大、帝京大、帝京平成大、東洋大、文化女子大、文教大、北海道大、横浜商科大、立命館アジア太平洋大、流通経済大、和歌山大