
国際的エコラベル「グリーンキー」
環境配慮型ホテル運営で社会貢献へ
ウェスティンホテル大阪は18日、環境に配慮したホテルやレストランに付与される国際的なエコラベル「Green Key(グリーンキー)」を取得したと発表した。同ホテルは今後も環境負荷の低減と自然環境の保全に向けた取り組みを継続し、社会と環境への貢献を目指すとしている。
「グリーンキー」は1994年にデンマークに本部を置く国際環境教育基金(FEE)が定めたエコラベルだ。13のカテゴリー、計150項目の評価基準を満たすことで取得が可能となる。現在、世界70カ国、6,000以上の施設が取得している権威ある認証制度として知られている。
同認証は宿泊施設の環境方針と持続可能な運営に対する取り組みを評価するもので、環境保護の象徴的存在として国際的に認識されている。認証プロセスでは、施設の環境管理、省エネ、廃棄物管理、水の保全など多岐にわたる持続可能な取り組みが厳格に審査される。
ウェスティンホテル大阪は今回の認証取得後も、定期的に環境への取り組みの改善や維持に努めていくという。地球環境の保全が共通の最重要課題であることを認識し、環境保護活動を通じて社会貢献を進めていく姿勢を示している。
同ホテルは1993年のオープン以来、ウェスティンブランドの日本第一号店として「東洋と西洋の文化が華開いた安土桃山時代と西洋の融合」をコンセプトに、ヨーロピアンクラシックとジャパネスクの調和を表現した空間で顧客をもてなしてきた。経験豊かなスタッフによるパーソナルなサービスと、上質なくつろぎと癒しの提供を特徴としており、今回の環境認証取得により、さらなる価値向上が期待される。
国際的エコラベル「グリーンキー」