
オリックス・ホテルマネジメント(似内隆晃社長)とヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区(ジョセフ・カイララ代表)は3日、ヒルトンの最高級ラグジュアリーブランドホテル「ウォルドーフ・アストリア」をJR大阪駅隣接の複合施設で開業した。同ブランドの開業は日本初。
ウォルドーフ・アストリアは、1893年米国ニューヨークで開業して以来、ビバリーヒルズ、ローマなどで現在34軒を展開。現在のホテルでは普通となっている客室内のバスルーム、24時間のルームサービス提供は同ブランドホテルで生まれたとされる。
大阪市では「ウォルドーフ・アストリア大阪」の名称で開業。JR大阪駅のうめきた地下口から徒歩約4分の複合施設「グラングリーン大阪南館パークタワー」の1、2、28~38階に位置。252室の客室を有し、アフタヌーンティーやシャンパン、カクテルを楽しめるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」を含む四つの飲料施設のほか、24時間利用できるフィットネスクラブ、屋内プールを備えている。
館内の一部を除くインテリアは、香港を拠点に活躍するアンデレ・フー氏による「アールデコ」スタイルと伝統的な日本建築を融合したデザイン。