エアウィーヴは18日、中部電力を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。
株式会社エアウィーヴ(東京都中央区、代表取締役会長兼社長:高岡本州、以下エアウィーヴ)は、このたび中部電力株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役社長:勝野 哲、以下 「中部電力」)を引受先とする第三者割当増資を実施し、エアウィーヴは「睡眠のトータルソリューションカンパニー」への進化とともに、現在実証を進めているエアコンの自動制御による快適な睡眠環境を実現するサービスのリリースに向けた取り組み、さらなる先進的な取り組みや新たなIoTサービスの開発・強化など、多様な技術へのコンタクト、IPOを視野に入れた体制強化を図ります。
今回の資金調達の目的は以下の通りです。
■新規事業開発及び研究開発
・スマートフォンアプリの機能で取得した睡眠情報を活用し、個人の睡眠状態に合わせエアコンを自動制御するサービス開発および睡眠に関するデータ検証・解析。より精度の高い睡眠計測・より質の高い快適な睡眠環境とサービスの充実と発展
・創業時から国際的研究機関などと継続している「睡眠研究」の更なる強化と、成果のデータ解析、IoTなどへの応用や他業種とのアライアンスを含めた新事業開発
■海外事業の強化 ■財務体質の改善 ■システム導入や人材確保による内部管理体制強化
エアウィーヴは「マットレスパッド」において新市場を創出するなど、革新的な素材をベースに寝具業界にイノベーションを起こし、設立10年あまりで売上高100億円を超える規模に成長しました。さらに機能性かけ布団、ベッドマットレスなど、革新的な商品を継続的に投入し、スマートフォンで睡眠の質を計測する「睡眠アプリ」をリリースする等、近年は「総合寝具メーカー」に変貌しつつあります。当社の高岡 本州は次のように述べています。
『睡眠負債』という言葉を頻繁に目にするなど睡眠に対する世の関心が高まっている中、エアウィーヴは様々な異業種企業から睡眠に関するコラボレーションのご提案を受けており、これらを通して、事業機会が拡大すると考えております。これらのコラボレーションの実現には先進のIT技術が必要です。本件を通じ、強力なバックアップを得たことで、エアウィーヴの目指す”Sleep Technology”をベースとした『睡眠のトータルソリューションカンパニー』への進化を加速できると期待しております。なお、本件に伴う人事含む体制変更はございません。