エアビーアンドビー、世界中の120以上の非営利団体を「Airbnbコミュニティ基金」で支援


 エアビーアンドビーは1月24日、世界中の120以上の非営利団体を「Airbnbコミュニティ基金」で支援したと発表した。

世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)は2023年、世界中のコミュニティ支援を目的に、6大陸44の国・地域における120以上の非営利団体に対して「Airbnbコミュニティ基金」からの支援を提供しました。

  • Airbnbコミュニティ基金は世界各国の団体に対し、10年間で計1億ドルに上る支援を提供していく方針
  • 基金設立から3年目となる今回、地域に根差した団体や国際的なNPOなどさまざまな非営利団体に計1,000万ドルの支援を提供。そのうち800万ドルはAirbnbホストと連携のうえ支援先を選定
  • 現在までに、Airbnbコミュニティ基金は60カ国で計2,500万ドル以上の支援を提供
  • 日本では、一般社団法人全国古民家再生協会(http://www.g-cpc.org/)、特定非営利活動法人日本補助犬情報センター(https://www.jsdrc.jp/)、認定特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(https://www.gnjp.org/gn/gnjp/)を支援先として選定

Airbnbでは、事業で得た成功をステークホルダーと共有するというコミットメントの一環として2020年に創設されたAirbnbコミュニティ基金を通して、世界中のコミュニティ支援のために2030年末までに計1億ドルを提供する予定です。

設立から3年目を迎えた2023年、Airbnbコミュニティ基金は世界中でコミュニティの支援に携わる団体に対し計1000万ドルを拠出し、6大陸44の国と地域における120以上の非営利団体を支援しました。このうち約800万ドルは、Airbnbホストとの連携のもと、それぞれのコミュニティにおける重要なテーマに関連する団体を選定し、支援したものです。

Airbnbホストは、それぞれのコミュニティを大切にしています。そして、そのAirbnbホストのみなさまの意思を反映し、基金を通じてコミュニティに貢献できることを誇りに思います。今回、Airbnbホストのみなさまは、環境の持続可能性、経済的エンパワーメント、虐待や搾取の撲滅、メンタルヘルス、安全な住まいなど、地域社会にとって重要な分野で変化をもたらすために活動している団体を選定しました。Airbnbコミュニティ基金は、ホストアドバイザリーボード(https://www.airbnb.jp/e/hostadvisoryboardintl)が特定した問題に取り組む国や広域な地域で活動をする団体と、それぞれの地域のホストグループ(https://community.withairbnb.com/t5/Local-Host-Clubs/ct-p/en_clubs)によって選ばれた地域に根ざした活動を行う団体の両方を支援しています。

2023年Airbnb コミュニティ基金支援先

世界のAirbnbホストコミュニティを代表する23人のAirbnbホストからなるホストアドバイザリーボード(https://www.airbnb.jp/e/hostadvisoryboardintl)は、オーストラリアのTake 3 for the Sea(https://www.take3.org/)、日本の特定非営利活動法人日本補助犬情報センター(https://www.jsdrc.jp/)、南アフリカのWildlife Act(https://www.wildlifeact.com/)、イタリアのAlbergo Etico(https://www.albergoetico.it/en/)、ドミニカ共和国のVida Azul(https://www.vidaazul.org/)、ブラジルのInstituto Mandaver(https://www.mandaver.org.br/)、アメリカのHispanic Wealth Project(https://hispanicwealthproject.org/)、およびカナダのGeorgian Bay Mnidoo Gamii Biosphere(https://georgianbaybiosphere.com/)などの団体を選出しました。

また、アジア太平洋地域の以下の団体に対しても支援します。

  • The Great Barrier Reef Foundation(https://www.barrierreef.org/):オーストラリアでサンゴ礁の保護、生物多様性、気候変動への耐性を支援するとともに、アボリジニおよびトレス海峡諸島民の雇用機

    会を促進する団体。

  • Self-Employed Women’s Association(SEWA)(https://www.sewa.org/):インドで持続可能な活動を通じて女性に力を与え、男女平等を促進し、地域社会を発展させる活動に取り組む団体。
  • Arumjigi(https://arumjigi.org/):韓国で伝統と自然の継承を支援する活動に従事する団体。
  • 一般社団法人全国古民家再生協会(http://www.g-cpc.org/):日本において歴史的建造物や古い空き家を再生し、持続可能な社会を支援する活動を進めている団体。

地域のホストグループ(https://community.withairbnb.com/t5/Local-Host-Clubs/ct-p/en_clubs)は、Airbnbホストがつながるために集まった地域コミュニティです。ホストグループのリーダーの皆さまはメンバーと共にSF-Marin Food Bank(https://www.sfmfoodbank.org/)や特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(https://www.gnjp.org/gn/gnjp/)、A Rocha Kenya(https://www.arocha.or.ke/)、Fundación Verdaderos Héroes(http://www.fundacionverdaderosheroes.org)など、それぞれの地域コミュニティに深い影響を与えている団体を特定、推薦し、投票しました。40以上の国・地域の50を超える最も熱心なホストグループが、寄付を受ける団体を選定しました。

一般社団法人全国古民家再生協会(http://www.g-cpc.org/) 理事長 中村綱喜氏のコメント

「この度はAirbnbからの寄付に対し、心よりの感謝を申し上げます。貴重なご支援により、私たちは古き良き日本の文化を守り、未来へ継承していく更なる力を得ることができました。これからも協会として、地域社会と協力し、伝統的な古民家の再生・活用プロジェクトを推進してまいります。寄付金は、修復・保全作業や教育プログラムの実施、地域振興活動への資金として活用させていただきます。今後も日本の風土や歴史を大切にしながら、新たな価値を創り出す一翼を担っていく所存でございます。これからもご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。重ねて御礼申し上げます。」

Airbnbコミュニティ基金の活動

現在までに、Airbnbコミュニティ基金は60カ国の非営利団体に2,500万ドル以上の支援を提供しており、毎年Airbnbホストが受領団体選定に携わっています。設立初年度は、新型コロナウィルスの感染拡大によってもたらされた未曾有のニーズに対応する団体に支援が提供されました。2022年には、地球を守り、環境の持続可能性を促進するために活動する団体を支援しています。

これらのコミュニティへの投資、Airbnbホストのエンパワーメントに係る取り組みを通し、Airbnbは当社のステークホルダーにとって最も重要な活動を支援してまいりました。今後も、この活動を継続していきたいと考えています。

コミュニティ基金と支援先についての詳細は、Airbnbコミュニティ基金(https://www.airbnb.jp/e/communityfund)のウェブサイトをご覧ください。

 
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