エアポーター、宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービスを開始


 エアポーターは、宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービスを開始した。

 株式会社 Airporter(本社:東京都 千代田区、代表:泉谷邦雄)は,手荷物当日配送サービス「Airporter」( https://airporter.delivery/jpnl/ )を、2018年4月21日(金)より,株式会社京急イーエックスイン(本社:東京都 港区、代表:四宮浩)が運営する「京急EXイン」各店舗へ、導入することとなりましたので、お知らせします。
■ Airporterとは

手荷物当日配送サービス「Airporter」手荷物当日配送サービス「Airporter」

 Airporterは、“Delivering Wow”をコアコンセプトに、「荷物を預けたい旅行者」と「荷物を預かりたくない施設」のジレンマを解消するために開発された、手荷物当日配送サービスです。これまで宿泊施設においては、手荷物の一時預かりサービスは旅行者に大変喜ばれるサービスである一方、クロークやロビーから溢れる荷物が宿泊施設の景観やブランドに影響を及ぼしているという声も聞こえていました。
その点、手荷物当日配送サービスは、旅行者にとって「荷物を取りに戻る時間と労力」を、宿泊施設は「一時預かりしていたスペースと工数」を節約することができます。これにより、旅行者は「観光時間の創出」、宿泊施設は「本来の景観」と「顧客満足度」の向上に結び付けることが可能です。
また、Airporterの取り組みは、総務省が主催する「異能ジェネレーションアワード※」において特別賞を受賞するなど、対外的な評価もいただいております。
今回、京急イーエックスインという大型ホテルへの導入を皮切りに、今後はホテルをはじめとする宿泊施設へのサービス導入を加速してまいります。
※「異能ジェネレーションアワード」総務省
http://www.inno.go.jp/result.php

「Airporter」では日・英・中(簡・繁)4ヶ国語対応「Airporter」では日・英・中(簡・繁)4ヶ国語対応

■ Airporterの導入メリット
<宿泊施設(ホテル・旅館様)のメリット>
1.   『伝票記入』を不要にしました。
伝票記入は日本人にとってさえ煩わしさがありました。そのため、外国人が伝票記入するためには、スタッフへ問い合わせる必要があり、時には、一緒に記入をすることがありました。しかし、Airporterなら、スマートフォンでボタンを押すだけで注文が完了します。

2.   『採寸と計量』を不要にしました。*スーツケースに限ります。
スーツケースといえど、その種類は千差万別です。そのため、通常、受付時には、荷物の縦・横・高さ3辺計の採寸と実重を量る必要がありました。しかし、Airporterをご活用いただければ、採寸と計量の労力から開放されます。現在、”規格外”となっている荷物の取り扱いも可能になります。

3. 『会計』を不要にしました。
通常、配送サービスは、サイズと重さで値段が決まっていたため、現場で決済をする必要がありました。そして、現金のやりとりは、月末の付け合せ作業を大変にしていました。Airporterであれば、電子決済された荷物だけを取り扱います。もうお釣りを用意する面倒はありません。

<旅行者(お客様)のメリット>
1. 『観光時間と選択肢』が増えます。
「一時預かりサービス」は便利です。しかし、必ず “預けた場所に戻る” 必要がありました。そのため、自由時間が増えたように思えて、行ける場所の選択肢は制限されていました。「もし、預けた場所に縛られなければ行きたいところがあった」その声をカタチにしたのがAirporterです。

2. 『当日集荷』が可能です。
既存の空港宅配サービスの多くが荷物の集荷締切を前日にしています。最終日まで使用するパジャマや洗面用具、購入したお土産などの持ち運びに不便を感じるといった声も多いです。Airporterでは当日集荷を実現、”荷物を預けるそのときまで” 荷物の詰込みが可能です。

3. 多言語対応のカスタマーサービス
海外旅行へ行くと、片言だったとしても日本語を聞くと安心や親近感を得られます。知人のいない異国で自分の荷物を預けるには、大きな不安があります。そのため、Airporterでは、日・英・中(簡/繁)4ヶ国語対応で「チャット」だけでなく「電話」対応も致します。

 

■京急EXインによるAirporter導入の背景

空港やホテルなど、様々な場所で荷物における問題が課題となっていた(イメージ写真)空港やホテルなど、様々な場所で荷物における問題が課題となっていた(イメージ写真)

 「京急EXイン」は、「品川駅前」、「羽田」をはじめ羽田空港アクセスのよさを売りの宿泊特化型ホテルを展開しており,特に羽田空港利用の前後泊ニーズに対応するホテルとしてお客さまに選ばれている一方,今般の訪日外国人の増加により、チェックイン・チェックアウト時にはロビー周辺にスーツケースが溢れ、置き場所に窮しているという問題を抱えていらっしゃいました。また、既存配送サービスを利用する外国人への伝票説明やスーツケースの採寸にも、多くの人員を割かれていたそうです。少人数体制で運営するホテルでは荷物対応は切実な課題となっているのが実情です。そのような課題を解決するべく、今回、「Airporter」を導入していただく運びとなりました。

以下、京急イーエックスイン 宮地広報担当課長によるコメントです。
「「Airporter」の導入に際し、業務効率改善につながる事が大きな魅力となりました。「Airporter」はお客様がご自身のスマートフォンなどからサービスを申込み、伝票入力や支払いを完了させた状態で手荷物をフロントにお持ちになります。フロントでは記入内容を確認し手荷物をお預かりするだけと非常にシンプルな工程であることから、スタッフの業務工数が大幅に削減されます。また、荷物1件につき100円の手数料が得られる事から、手数料収入が新たな収益源にもなり得ると期待されます。

 
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