北海道国際航空(エア・ドゥ)と北海道は11月28日、北海道の活性化に向けて相互に連携・協力しながら協働事業に取り組むとの協定を結んだ。北海道の食や観光の振興に向け、エア・ドゥの機内誌などを使った情報発信を行ったり、道が進める環境保全活動に参画したりする予定だ。
北海道の食、観光、環境、人づくり、情報発信などの面で連携、協力を図る。
食と観光の振興の分野では、エア・ドゥの機内誌「rapora」上でPRを行うほか、機内での北海道観光の映像の上映、搭乗者に対する北海道観光や「北海道遺産」に関するパンフレットの配布を行う。機内での飲み物サービスでも、道産原料の水やジュース類を利用する。
豊かな環境の保全に関わる分野では、「ほっかいどう企業の森林づくり」「道民の森」を生かした植樹活動に取り組むほか、地域の景観づくりに取り組む「北海道景観づくりサポート企業」として制度に参加する。
人づくりの分野では、航空教室などを実施し、パイロットや客室乗務員、整備士などによる職業訓練教育を行う。
このほかrapora誌上で、道政広報への協力も行う。