世界最大のオンライン旅行サイト、エクスペディアは、三井住友カードと提携し、4月1日から旅行会社専用の日本語予約サイト「クマの手」専用の決済サービスを始めた。海外サイトが日本の大手カード会社と提携し、専用決済サービスを始めるのは初めて。
クマの手を利用する際には、クレジットカードでの支払いが必要になる。新サービスではプラスチックのカードは発行されず、三井住友カードが紙面で通知するクレジットカード情報を登録するだけで決済できる。同クレジットカード情報は、クマの手以外では使用できないため、盗難・紛失、悪用を回避できる。また、個人カードでの支払いの必要がなくなり、企業側の担当者変わっても同じ登録情報で継続してサービスを利用できるというメリットもある。
クマの手は、エクスぺディアが直販サイトで提供する海外・国内14万5千軒以上の全宿泊施設とダイナミックツアーを、旅行会社が商品として取り扱うことができる旅行会社専用の予約サイト。日本では昨年10月3日にサービスの提供を開始。現在600社を超える旅行会社が利用している。