環境省は19日、同省が推進する「エコツーリズム」を実践している地域や事業者の優れた取り組みを表彰する第2回エコツーリズム大賞に、静岡県芝川町の「ホールアース自然学校」を選んだと発表した。表彰式は29日、都内で開かれる「エコツーリズムシンポジウム」で行われる。
今回は全国から76件の応募があった。審査会(委員長・下村彰男東大大学院教授)での審査の結果、大賞1点、優秀賞3点、特別賞6点が選ばれた。
ホールアースについては、拠点である富士山麓地域にとどまらず、全国的に、かつ長期にわたってエコツーへの貢献度が高い点や、JICA研修による途上国支援にも貢献していることなどが評価された。
なお、優秀賞、特別賞は次の通り。
【優秀賞】
特定非営利活動法人霧多布湿原トラスト(北海道浜中町)▽白神マタギ舎(青森県西目屋村)▽特定非営利活動法人黒潮実感センター(高知県大月町)
【特別賞】
特定非営利活動法人たてやま・海辺の鑑定団(千葉県館山市)▽加賀市観光協会・加賀市観光情報センター(石川県加賀市)▽富士山登山学校ごうりき(山梨県富士吉田市)▽特定非営利活動法人信越トレイルクラブ(長野県飯山市)▽松本電気鉄道・濃飛乗合自動車(長野県松本市・岐阜県高山市)▽海島遊民くらぶ(三重県鳥羽市)