エミレーツ航空、A350型機で7都市への新規就航を発表


最新鋭機で快適性向上、競争力維持を目指す

エミレーツ航空は19日、最新のエアバスA350型機を使用して7つの新しい都市への就航を発表した。この戦略的拡大により、中東・GCC地域、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアの路線が強化される。

エミレーツ航空は、チュニス、アンマン、イスタンブール、ダンマーム、ホーチミン市、バグダッド、オスロの7都市に新たにA350型機を投入する。これにより、短・中距離路線の強化だけでなく、アフリカと東南アジアへの初就航も実現する。

同社の副社長兼最高商務責任者であるアドナン・カジム氏は、「A350の戦略的拡大は、この機材の高い運航柔軟性と効率性を最大限に活用するものだ」と述べ、より多くの顧客にプレミアムな旅行体験を提供する意図を示した。

新規就航スケジュールは以下の通りだ:

1. チュニス:6月1日より週6便

2. アンマン:6月1日より毎日運航

3. イスタンブール:7月1日より毎日運航

4. ダンマーム:7月1日よりサウジアラビア路線に初就航

5. ホーチミン市:8月1日より東南アジア初就航、毎日運航

6. バグダッド:8月3日より週3便

7. オスロ:9月1日より毎日運航

さらに、バーレーンとクウェートでの運航拡大も計画されている。バーレーンでは6月1日から全便がA350での運航となり、クウェートでは1日2便体制に拡大される。また、ボローニャへのA350導入も予定より1カ月前倒しで6月1日から開始される。

エミレーツ航空のA350型機は、3クラス制のキャビンを採用し、合計312名の乗客を収容できる。ビジネスクラスには32席のライフラットシート、プレミアムエコノミーに21席、エコノミークラスに259席が用意されている。各クラスには最新の機内設備が導入され、快適性の向上が図られている。

特筆すべき点として、ビジネスクラスでのワイヤレス充電機能、プレミアムクラスの電動ブラインド、そして全座席に備えられた60WのUSB-C充電ポートなどが挙げられる。さらに、4Kおよび4K HDR対応の超高精細ディスプレイと、個人用ヘッドフォンおよび最大2台のBluetoothデバイスのペアリング機能により、高品質なエンターテインメント体験を提供する。

 
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