鳥取県は9月15日、同県の特産品をインターネット上で販売する「メルカニShops」を開設。同県と東京をオンラインで結ぶキックオフイベントを開いた。フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営するソウゾウ(石川佑樹代表)と連携して実現。平井伸治知事は「店がオープンして感謝カニ激(感激)」と開店を喜んだ。
鳥取県はベニズワイガニ漁が解禁となった9月1日から「蟹取(かにとり)県ウェルカニキャンペーン」を実施。同県特産のカニのPRと消費拡大を図っている。ショップはその一環で、キャンペーンの公式サイト上に開設している。
イベントで平井知事は「水揚げが全国の約36%とぶっちぎり。世帯当たり年間約2キロと、消費量も最も多い」と、「カニ日本一」の同県をアピール。「牛肉、酒と、(カニ以外も)さまざまな品が出品される。多くの方に(サイトを)見ていただきたい」と述べた。
ソウゾウの石川代表は「鳥取県とともにショップを盛り上げ、特産物の認知拡大、地域経済の活性化を目指す」と述べるとともに、スマートフォンを使って早速カニを購入するパフォーマンスを行った。
ショップは来年2月28日まで開設。オープン記念として、購入者にペア宿泊券や特産品を贈るキャンペーンを今月末まで行っている。
平井知事(左、画面上)と、購入したカニを手にするソウゾウの石川代表