オールインクルーシブのクラブメッドは1日、総売上・宿泊者数ともに前年比を達成したと発表した。
オールインクルーシブ・リゾートのパイオニアであるクラブメッドは、2023年において総売上・宿泊者数ともに業績の向上を記録し、2024年以降のさらなる成長に向けた確かな基盤を築きました。
グローバルでは、総売上が前年比17%増の19億8100万ユーロを記録し、コロナ以前の2019年と比較しても16%増となりました。宿泊者数は前年比16%増を達成しました。
アジア・太平洋地域(中国を除く)では、総売上が前年比102%増、2019年比6%増を記録し、宿泊者数は前年比43%増を達成しました。
2023年を振り返り、アジア・太平洋地域(中国を除く)の最高責任者であるレイチェル・ハーディングは、「2023年の輝かしい業績から、クラブメッドがプレミアム・オールインクルーシブ・リゾートの市場をリードしている確かな手ごたえを感じます。特にマウンテン・リゾートにおいては、強い自信を持っています。」と述べています。
旅行トレンドの傾向とクラブメッドの今後の展望について
オールインクルーシブ・リゾート市場でのリーダーシップを確立
クラブメッドは、急速に変化する旅行トレンドの中で、オールインクルーシブ・リゾートの魅力を再認識しています。オールインクルーシブという飲食やアクティビティが旅行代金に含まれるシステムは、旅行者がストレスフリーに休暇を楽しめることから、ますます需要が高まっています。クラブメッドは、独自のプレミアムなサービスでオールインクルーシブ・リゾート市場でのリーダーシップを確立しています。
サステナビリティとエコツーリズムへのコミットメント
サステナビリティへの関心が高まっている近年ですが、クラブメッドは1950年の創業当時より環境への責任を重視し、持続可能な旅行の促進に積極的に取り組み続けています。この一環として、新しいリゾートの建設や運営においてエコ認定の取得を強化し、地域の生態系や地元コミュニティとの調和を図りながら、環境への影響を最小限に抑えるために尽力しています。
スノーホリデーの需要拡大
2023年にさらに人気が高まったウィンタースポーツや美しい雪景色を楽しむスノーホリデー。クラブメッドが2023年にアジア・太平洋地域(中国を除く)にて3500人に対して行ったアンケートでは、スノーホリデーの需要拡大が見られ、自然の中でアクティブに過ごすことができる人気の冬季休暇のスタイルとしての定着が示されました。クラブメッドは、都市部のホテルとは一線を画す、自然の中に佇むプレミアムなスノー・リゾートを展開し、ユニークなスキー体験を提供しています。
夏のマウンテン・リゾート
前述のアンケートでは、夏の休暇について80%以上が2年以内にマウンテン・リゾートでバカンスを過ごしたいと回答しました。クラブメッドでは、多彩なアクティビティ、快適な宿泊施設、年齢に合わせたキッズプログラム、そしてインターナショナルな美食体験をオールインクルーシブで提供し、お客様一人ひとりが大自然の中で自由気ままに心から楽しめるバカンスを提供しています。
日本・韓国の代表取締役社長であるマーク・ルトゥールノは以下のように述べています。
「2023年の成果は、私たちのビジョンとコミットメントが実を結んだことを示しています。日本国内のスキー人口は減少の傾向にある一方、クラブメッドでは2023年スノー・リゾートにおいて、2019年と比較して2倍の日本在住の顧客を獲得することに成功しました。
日本のスノー・リゾートは海外からも高い注目を集めており、北海道のリゾートは満室に近い稼働率で2023年の冬季営業を開始しました。海外からの需要が高まる中で、日本国内のお客様にも引き続き当社のスノー・リゾートをお楽しみいただきたいので、早期の予約をおすすめし、プロモーションの展開にも力を入れています。
また、マウンテン・リゾートは冬に限らず、蒸し暑い都会から逃げ出して自然の中でリフレッシュできる避暑地として、夏にも人気を集めています。
クラブメッドでは、家族で参加できるプログラムやキッズクラブ(託児施設)もオールインクルーシブでご利用いただけるので、家族旅行に最適のリゾートと言えるでしょう。
クラブメッドは、2024年以降マレーシアのボルネオやブラジルのグラマドなどでの新しいリゾートの展開や、既存のリゾートのリニューアルなど様々なプロジェクトを展開予定です。プレミアムなオールインクルーシブ・リゾートとして、より一層のサービス向上と顧客満足度の追求に邁進してまいります。」