選手らが友好関係に感謝伝える
ニュージーランド(NZ)政府観光局は12日、日本への感謝を伝えるキャンペーン「New Zealand says39(サンキュー)」プロジェクトを始動すると発表した。同日行われたイベントには「オールブラックス」ことラグビーのNZ代表も参加、同国の魅力をアピールした。
9月21日、10月5日、12日には東京の六本木、青山、柏(オールブラックスのキャンプ地)でNZの文化や伝統などに触れてもらう「サンキューフェス」を開催する。また10月13日まで、オールブラックスのサイン入りラグビーボールなどが当たる「ありがとうキャンペーン」も実施する。
政府観光局のジェイミー・トゥウタ会長は「日本とNZは細長い島国であることや温泉があるなど地形的にも、またおもてなしの心、贈り物の習慣があるなど情緒的にも似ている面がある。これを機に、絆がより強くなることを期待する」と話している。
オールブラックスは、20日開幕するラグビーW杯で、史上初の3連覇を狙う。この日は、開幕前にも関わらず主将のキーラン・リードやサニー・ビル・ウィリアムズら主力選手9人がイベントに参加。つくばエクスプレスの臨時列車に乗り、柏の葉キャンパス駅―秋葉原駅間では報道陣をもてなした。
リード主将は「私の好きなフレーズはおもてなし。(友好的な日本の方々に)感謝の思いを伝えたい」と述べた。
ラグビーNZ代表選手らが登場