WK-800
日常の清掃作業負荷を軽減
総合脱臭メーカーのカルモア（東京都中央区）は、コロナ禍の中、旅館・ホテルに対して、酵素クラスターイオン除菌脱臭機（空気清浄機）「ＷＫ―800」の設置を提唱している。
幅575×高さ157×奥行き100ミリ、重さ約3キロとコンパクトな設計でありながら、およそ44畳（80平方メートル）の大空間の除菌、脱臭に対応する。
全国の医療関連施設など累計納入台数5千台以上を誇る除菌脱臭装置「レビオン」の基礎構造をベースに開発され、「臭気と除菌の両方で高い効果を発揮し、日常の清掃作業負荷を軽減する」と経営戦略室マネージャーの小澤功治氏。
最大の特徴は、独自のイオンバランスコントロール技術（正イオン、負イオンを交互に放出する方式）を搭載した点。付着菌と浮遊菌の両方に除去効果を発揮し、従来型よりもウイルスの不活化性能が約2.57倍に向上した。
それに加えて、第三者機関の試験では、実空間に近い6畳の広さで「フィルター式の空気清浄機やＵＶ除菌装置よりも効果が高く、付着ウイルスは99.6％、浮遊菌は99.96％除去することが実証された」と小澤氏。
また、東京都と東京都中小企業振興公社が支援する「東京都先進的防災技術実用化支援事業」の感染対策製品として採択され、宿泊施設や商業施設などで活用されている。
デザインは、インテリアの雰囲気に合うように、外観と操作部はシンプルなヨコ基調で壁や空間になじむよう工夫を施した。
使用方法は、スタンドを用いて棚やロッカーの上などに設置するほか、壁掛け型での設置など目的に合わせた使い方が可能。
メンテナンスは、月に1回程度のフィルター清掃と2年に1回のプレフィルターと放電ブレードの交換だけ。
電気代は1年間で約2千円と経済的。
WK-800
▷抗ウイルス抗菌強化型 酸素クラスターイオン除菌脱臭機(空気清浄機)【WK-800】 – オゾンを出さずイオンでウイルスを99％除去
