政府は、Go Toトラベル事業を利用した東京都を発着する旅行について、65歳以上の高齢者、基礎疾患を持っている人の利用を12月17日出発分まで自粛するよう求めた。新型コロナウイルスの感染状況に基づく東京都の判断を踏まえて決定した。キャンセルを受けた宿泊・旅行事業者に対しては、一定額を事業の予算から補填(ほてん)する。
12月1日午後6時から13日午前0時までの間に取り消された予約は、キャンセル料を収受しないよう事業者に要請した。自粛の要件となっている年齢や疾患の確認については、旅行者の自己申告とする。
事業者に対する補填は、キャンセル料の発生の有無にかかわらず、旅行・宿泊代金の35%相当額として、1人1泊当たり1万4千円を上限とする。