クラブツーリズム(クラツー)は2016年がうるう年であることから、うるう年に四国八十八カ所を逆に回ると弘法大使と縁が深まるという言い伝えをもとにした商品「逆打ち四国八十八カ所めぐり」の販売を開始した。
前回のうるう年である2012年より商品数を拡大し展開する。
「逆打ち」とは札所を逆にまわることで、「衛門三郎がうるう年に逆にお遍路を回ったところ弘法大師に出会えた」という物語から始まり、「うるう年の逆打ちは弘法大師とご縁が深まる」と言い伝えられている。
お遍路の旅で30年の実績があるクラツーは、今回逆打ちのツアーを首都圏、愛知のほか、関西にも拡大。
寺巡りの専門の案内人である「先達」の資格を持ったスタッフがツアーを企画した。
初めての人でも安心して参加できるよう企画されたジャンボタクシーで巡るコースは、年配や歩行が不安な人でも参加しやすい環境を整えた。
もっともコース数が多い首都圏出発のツアーで人気のコースは、14日間かけてバスで八十八カ所まわるコースで、一度にすべて巡れる点が好評を得ている。
関西出発商品では、クラツーおすすめ区間をウオーキングして、お遍路本来の気分を味わえるコースが人気となっている。