クラブツーリズム、国内ひとり旅が過去最高の売れ行きに

　クラブツーリズム（東京都江東区、酒井博社長）は2024年6月3日、同社が1997年に発売した「ひとり旅」のうち国内ひとり旅において、2023年度は1300コース以上を発売し、過去最高の売れ行きを更新したと発表した。「過去最高だった2022年度比で、133％の伸長となった」と同社。

好調の要因として、コロナ禍を経て参加年齢層のすそ野が広がったこと、商品バリエーションが多いこと、「ひとり旅」をプラスに捉える風潮が出来てきていることなどが挙げられます。

■クラブツーリズムの「ひとり旅」の人気の理由
全員がおひとり参加の団体ツアーで、自分の都合だけで参加できる自由で気楽な旅である点や、旅の感動は参加者同士でシェアができる点などを評価していただいています。アート・花・寺社めぐり・こだわりの宿・女性限定ツアーなど、様々なテーマで常時約500コースがあり、自分らしい旅を見つけることができ、一年間に何度も参加いただく方も多数いらっしゃいます。

■コロナ禍を経て、30-50代のお客様が増加
「ひとり旅」の課題として、初回参加のハードルが高いことが挙げられます。「ひとりで楽しめるのか」という不安が期待と同様に大きく、はじめの一歩に二の足を踏む方も多いです。興味はあるけど参加を躊躇していた方々が、コロナ禍で友人を誘って旅行に行きづらい時期に、当社の「ひとり旅」に初めて参加いただき、その後、ツアーのリピーターとなっているケースも多く、従来の60-70代のお客様に加え、30-50代のお客様層も増加しました。

■30-50代のお客様層を意識し、昼食がひとり１テーブルの新商品を発売
30-50代のお客様層は「ひとり旅」への期待も異なっており、より「ひとりの充実した時間」を重視する傾向があります。そのため、本年7月より、「ひとりでゆっくり食事を楽しみたい」という声から、「おひとりずつ１テーブル」にて、フレンチコースの昼食を優雅にいただくコースを新たに企画したところ、すぐに満席になり追加販売をするなど反響がありました。

■同世代の女性企画者のプロジェクトチームを結成
30-50代のお客様は特にSNSを駆使しトレンドに敏感であるため、同じ目線で商品を企画できるよう、同世代の女性社員のプロジェクトチームを結成し、ご満足いただけるような食事やスポットを厳選して企画しています。女性の「好き」を行程にぎゅっと凝縮して詰め込み、「ひとり時間」を最大限お楽しみいただけるような1泊2日の短いコースや、働く方も多い世代のため週末設定のコースをご用意しています。

■テレビ東京『ハーフタイムツアーズ』で「おひとり様」に人気のツアーを放送
6月10日（月）から6月14日（金）まで、「ひとり旅」のほか、おひとり参加の多い「おひとり様」に人気のツアーを一挙に放送します。

（例）6月10日放送予定

＜女性限定ひとり旅＞『箱根ラリック美術館　オリエント急行でフレンチの昼餐　天空の社殿「箱根元宮」』

（コース番号：FX594-988）　　https://tinyurl.com/2djhfydv

旅行代金：27,900円

出発設定：7月～9月

ポイント：
美術館でのアート鑑賞や箱根のパワースポット巡りだけでなく、箱根ラリック美術館でのオリエント急行内でのフレンチコースの昼食は「おひとりずつに１テーブルをご用意」。また、移動ものんびりお過ごしいただけるよう、「バスの座席も１人２席」としました。
「ひとりの空間を大切に」をコンセプトとした、女性の好きを詰め込めこんだ気軽に参加いただける日帰りツアーです。

オリエント急行内観