クレドインターナショナル、ラグジュアリーホテル「産後ケアサービス」をホテル椿山荘東京で開始

　クレドインターナショナルは2月21日、ラグジュアリーホテル「産後ケアサービス」をホテル椿山荘東京で始めた。

ウェルネスやエンタメなど総合ホスピタリティ企業の株式会社クレドインターナショナル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：白井浩一）は、ホテル椿山荘東京（東京都文京区）と提携し、同ホテル内に新設の産後ケアエリアで、産後ケアサービスを提供開始します。同サービスは『AMATERASU（アマテラス）』のブランド名で、2024年2月9日より受付開始、2月21日より提供開始します。
（※国内初：国内ラグジュアリーホテルにおける産後ケアサービスとして。2024年2月当社調べ）

クレドインターナショナルならではの「産後ケアサービス」

産後ケアサービスとは、産後のお母様の心身の回復を目的とし、食事や運動などの母体ケアはもちろん、授乳ケアや育児の知識まで総合的にサポートするというものです。

日本では少子化が問題視されていますが、原因のひとつには、育児や女性の社会復帰等のサポートが不十分という社会背景があります。この課題解決のため、創業時から女性が活躍しやすい環境作りに取り組む当社が立ち上げた産後ケアブランド『AMATERASU』の最初の取り組み先として、お客様の人生の大切な節目に寄り添うホテル椿山荘東京と提携いたしました。

産後ケアは、台湾では「坐月子(ズオユェズ)」と呼ばれ、一般的な習慣として定着しています。産後約1ヶ月間を専用施設で休養し、薬膳スープで栄養を補うなどして心身の回復に専念しながら、専門家から育児に必要な知識やスキルも学びます。

日本にも、病院や助産院などが運営し、産褥入院として受け入れる産後ケア施設等が存在しています。『AMATERASU』の産後ケアサービスは、ミラノ万博日本館レストランもプロデュースした柴田陽子事務所（代表：柴田陽子）の柴田陽子氏がブランドコンセプトを構築し、入院のようなイメージを払拭。ラグジュアリーホテルでゆったりとリトリートしていただけることが大きな特長で、国内初の取り組みをホテル椿山荘東京で開始いたします。

日本よりも深い産後ケアの歴史を持つ、台湾の産後ケアセンターが監修しています。

ホテル椿山荘東京での『AMATERASU』産後ケアサービスの特長

■ベビーケア

・24時間体制で、助産師、看護師、保育士が赤ちゃんを専用ルームでお預かりし、お世話全般（沐浴、ミルク授乳、寝かしつけ、発達を促すアプローチなど）を担当します。

・ベッドごとにライブビューイングカメラを設置。ご家族様は、スマートフォン等から赤ちゃんの様子を確認でき、離れていても安心です。

・乳幼児体動センサーベビーアラームで、安全対策と見守りを実施します。

■お食事

・産後お母様のためのホテル椿山荘東京オリジナルの薬膳スープ「温復優美」をはじめ、ホテルシェフが腕を振るうルームサービスによる非日常感もお楽しみいただけます。

・ご家族様のお食事（ルームサービス）もご提供いたします。（オプション）

ホテル椿山荘東京オリジナルの薬膳スープ「温復優美」

【温復優美について】

中国の国賓をもてなす場として有名な釣魚台の特級調理師直伝の料理に精通する、ホテル椿山荘東京中国料理調理長川嶋正行が、産後お母様の身体を想い特別に作ったスープです。疲労回復に薦められることが多い鶏、豚、乾燥山芋、コラーゲンを含んだ鶏脚のほか、薬膳スープでありながら美味しさも追求し、干し貝柱や枸杞、棗、龍眼で調味料を使用することなく、塩味や甘味の微妙なバランスを整えました。

また、春にはゆり根、金針菜など、季節ごとの食材を加えることで、旬のパワーも取り込んでいただけます。

ホテル椿山荘東京中国料理調理長川嶋正行

■教室、イベント

・多彩な講師による育児教室（0歳の脳育、運動発達、授乳、離乳食、抱っこ、パパ育児教室など）

・専門家による母子ケア講座（産後ヨガ、骨盤ケア、ベビーマッサージ、向き癖ケアなど）

・各種プログラム（幼児教育セミナー、英会話プログラム、ママ交流会、メディテーションなど）

・カメラマンによるベビーフォト、家族撮影などのフォトセッション（オプション）

■トリートメント

客室内で、AMATERASUオリジナルの産後のお母様のためのトリートメントをご利用いただけます。（オプション）

ユーファイ、骨盤整体、ガスケケア、アロマ、ほぐし、エイジングなど

■ご予約

2024年2月9（金）14:00より、ご予約（お問い合わせ）の受付を開始いたします。

お問い合わせ先：0120-350-738（10:00～19:00）

AMATERASU公式サイト https://amatera.jp/

ご予約ページ　https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/page/babyamaterasu/

産後ケアや薬膳のプロフェッショナルが監修

■監修：U.Best 優兒寶產後護理家（ユーベスト産後ケアセンター）

『AMATERASU』の監修は、産後ケア習慣が根付いている台湾でも特に支持の高い「U.Best 優兒寶產後護理家（ユーベスト産後ケアセンター）が行います。

産後ケア専用施設が充実している台湾において、初めて「台湾国家品質標章SNQ認証（Symbol of National Quality）」を4年連続受けており、妊産婦から選ばれ続けています。

■医療提携：杉山力一先生（医師）

杉山産婦人科医師・杉四会理事長。

不妊症診断・治療の第一人者。

東京医大卒業後、北九州セントマザーで体外受精の基礎を学ぶ。妊娠、出産、不妊治療をサポートする産婦人科総合施設、杉山産婦人科で理事長を務め、民間病院でありながら年間1,000人以上のお産実績あり。現在、都内に3院を運営。

■薬膳食・食事療養監修：日本薬科大学

2004 年開学。西洋医学と東洋医学を融合した「統合医療の実現」を教育目標に掲げ、日本初の漢方薬学科を設置。健康や医療に関する人的・物的資源を活かし、秩父に自生するキハダを使用した「森のサイダーきはだのにがみ」、麵屋武蔵との「対策ら～麺」シリーズ等、学生と共に地域・産学連携商品を次々と開発している。

■アメニティ協力：MARLMARL（株式会社Yom）

“まあるいスタイ”を生み出したベビー＆キッズ向けギフトブランド。便利な機能性に、おしゃれに敏感な大人でも納得のデザイン性を両立した“たいせつな人”へ贈りたいギフトアイテムを揃えています。

■協業：一般社団法人ユーファイ協会

ユーファイは、タイ伝統の産後ケアです。ユー：いる・ある、ファイ：火、という意味で、産後の身体を温めて子宮や体全体の回復を早めてくれるとのこと。日本への普及を目指し設立されたユーファイ協会は、女性が日常に取り入れやすい工夫を重ねながら全国で活動しており、タイ政府機関主催の「Chiang Mai Spa Award2019」でタイ・ウィズダム部門最優秀賞を受賞するなど高く評価されています。

『AMATERASU』開始の背景

■当社の背景

2004年にホテルスパ事業をメインとして立ち上げた当社は、全国1,900以上のホテルと提携し、現在では業界トップクラスのシェアを持っています。

2012年からは台北、ニューヨーク、上海など海外に進出。自社店舗や商品開発、温浴施設や飲食事業、企業向けサービス等、時代の流れやお客様のニーズに寄り添い、提供しています。

■女性が活躍できる職場づくり

当社は、女性が活躍しやすい職場づくりにも注力してきました。

当社の所属セラピストは9割以上が女性で、キャリアアップのため大手サロンから転職してきた人、ワーキングマザーやシングルマザーなど、経歴やライフスタイルも様々です。当社は、優れた技術と経験を持ちながらも結婚や育児を機に退職し「セラピストの経験を活かしたいが、フルタイムでは働けない」という女性が多いことに着目しました。育児などのスキマ時間を活用して働けるよう、2009年に、ホテルとセラピストの需要と供給をマッチングさせる当社独自の業務管理システムを開発。働きたい日時を登録すれば、セラピストを必要としているホテルに直行直帰で仕事ができる環境を実現しました。

■女性の活躍をもっと後押しするために

女性の活躍に支えられている当社は、結婚、出産、育児というライフステージの変化にともなうキャリアとの共存の難しさや、社会復帰の大変さを理解しています。

女性の活躍を願う当社だからこそできることは何かと考え、新事業として、産後ケアサービスを立ち上げることになりました。

基金「ONE STAY ONE DONATION」同時開始

出産・育児を取り巻く温かい文化を日本に根付かせ、世界に発信することを目指す企業として、産後ケアサービス開始と同時に、当社の社会貢献活動の礎をなる基金「ONE STAY ONE DONATION」を設立し、お客様のご利用料の0.5％と寄付金を積み立てます。

「ONE STAY ONE DONATION」は、子どもの貧困問題（ひとり親家庭の支援）、障害児保育問題、赤ちゃんの虐待し問題など、育児中のお母様と子どもを応援する活動、小児がん支援、教育を通じて多くの子どもたちをよりよい未来に導く支援活動に活用させていただきます。

※寄付先、金額などの詳細は、当社ホームページ等で発表させていただきます。

【サービス概要】

所在地　　　東京都文京区関口 2-10-8

ホテル椿山荘東京内

AMATERASU in ホテル椿山荘東京

AMATERASU公式サイト　https://amatera.jp/