観光庁が4月28日に発表した宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2022年2月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2328万人泊だった。2月の時点では、オミクロン株の感染拡大の影響が続いており、コロナ禍前の19年同月比で46.5%減となった。21年同月比では32.0%増。全ての都道府県が19年同月比でマイナスだった。
22年2月の延べ宿泊者数の内訳は、日本人が2307万人泊で19年同月比32.7%減、21年同月比32.4%増だった。外国人は21万人泊で19年同月比97.8%減、21年同月比0.7%減。
延べ宿泊者数全体を19年同月比の下げ幅で見ると、減少率が大きい都道府県は、沖縄県(69.8%減)▽石川県(62.8%減)▽大阪府(60.3%減)▽京都府(57.0%減)▽岐阜県(56.2%減)―など。一方で減少率が小さいのは、高知県(17.5%減)、山口県(18.2%減)など。
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