日本観光振興協会は、観光関連団体や企業、施設などが実施している旅の安全・安心を確保するための取り組みを紹介するサイトを開設しているが、9月30日現在、その数が40に上っている。
例えば、東京都内に10軒のホテルを展開するプリンスホテルは衛生・消毒基準「プリンス・セーフティー・コミットメント」を策定。清掃・消毒をした客室のドアには、清掃・消毒後の部屋に入室者がいないことを明示する「セーフティーシール」を添付し、客が安心して泊まれるよう気を配っている。
屋形船などを運航する船清は、東京都が発行するレインボーステッカー取得のほか、乗船客下船後、紫外線による除菌装置を稼働するなど独自の対策を講じている。
これら取り組みは新型コロナウイルスの感染拡大防止策を講じる際の参考事例となりそうで、日観振のホームページでみることができる。